Stage 1・初心者編 ー Lesson 1-2

Gitをインストールしよう

自分のパソコンにGitを入れて、名前とメールアドレスを登録すればGitを使う準備が整う

💡 たとえるなら

スマホに新しいアプリを入れて、初回起動でユーザー名を登録するのと同じ流れです

このレッスンのゴールは Gitが動くパソコンの状態を作ること です。インストール → バージョン確認 → 名前とメールの登録、という3ステップだけ。次のレッスンから本格的にコマンドを使っていきます。

ステップ① OSに合わせてインストールする

Mac(Homebrew)
brew install git
Homebrewが未インストールなら brew.sh から先に入れます。
Windows
git-scm.com からインストーラー(Git for Windows)をダウンロードして実行。基本は「Next」を押し続けるだけでOK。
Linux(Ubuntu / Debian)
sudo apt install git
💡 ターミナルってどこ?
Macなら「ターミナル.app」、Windowsなら「Git Bash」(インストーラーに同梱)、Linuxなら「端末」を開きます。これからのコマンドはすべてここに打ち込みます。

ステップ② インストールできたか確認する

ターミナルで次のコマンドを打って、バージョン番号が表示されればインストール成功です。

$ git --version
git version 2.43.0

command not found と出たら、インストールに失敗しているかターミナルを開き直す必要があります。一度ターミナルを閉じて開き直してから、もう一度試してみてください。

ステップ③ 名前とメールアドレスを登録する

Gitは「誰が変更したか」を履歴に書き残します。最初に1回だけ、自分の名前とメールアドレスを教えてあげましょう。

# 自分の名前を登録
$ git config --global user.name "Taro Tanaka"
# メールアドレスを登録
$ git config --global user.email "taro@example.com"
# 新しいリポジトリの初期ブランチ名を main にする
$ git config --global init.defaultBranch main
# ちゃんと登録できたか確認
$ git config --global --list
user.name=Taro Tanaka
user.email=taro@example.com
init.defaultbranch=main
💡 --global って何?
「このパソコン全体で共通の設定」という意味です。プロジェクトごとに変える必要はないので、最初は --global でOK。
💡 init.defaultBranch main って何?
Gitは新しいリポジトリを作ると、最初のブランチに名前を付けます。古い既定値は master ですが、最近は main が業界の主流。GitHubも main を既定にしているので、ここで合わせておきます。

ステップ④ エディタを設定する(重要!)

Git は時々、コミットメッセージや設定の入力のために エディタを自動で起動 します。何も設定していないと Mac/Linux では vi が起動して、初心者は 画面から抜け出せず詰まる のが定番。先に 使い慣れたエディタ を指定しておきましょう。

#【おすすめ】VSCode を使う(インストール済みなら)
$ git config --global core.editor "code --wait"
# または nano(シンプル、画面下に操作キーが出る)
$ git config --global core.editor "nano"
# Windows でメモ帳を使う場合
$ git config --global core.editor "notepad"
🆘 もし vi が開いてしまったら?
画面が「~ がたくさん並んだ謎の画面」になっても、慌てず以下で抜けられます:
  • そのまま閉じる::q! + Enter(**変更を破棄して終了**)
  • 保存して閉じる:Esc:wq + Enter
こうなる前に、上の core.editor を必ず設定しておくのがおすすめ。
💡 nano の操作
画面の下に ^O(保存)^X(終了)と書いてあります。^ = Ctrl キー。

このレッスンのまとめ

できるようになったこと
✅ パソコンにGitをインストールできた
git --version でインストールを確認できた
git config --global user.name / user.email で名前を登録できた
core.editor を設定して vi 詰みを回避できた

これでGitを使える状態になりました。次のレッスンでは、いよいよ自分の 最初のリポジトリ を作っていきます。

✏️ 理解度チェック

0 / 3 正解

各問題、選んだ瞬間に正解と解説が表示されます。気軽に試してください。

  1. Q1. Gitが正しくインストールされたか確認するコマンドは?
  2. Q2. コミットに残る名前を初期設定するコマンドは?
  3. Q3. --global オプションを付けて設定するとどうなる?

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